1/1.1インチ正方形センサーで縦撮り対応の小型ドローン「DJI Neo 3」仕様流出【リーク】

DJI Neo 3のコントローラーと白いドローン本体のセット写真

「DJI Neo 3」仕様流出、1/1.1インチ正方形センサーで縦撮りに対応か Neo 2との違いを比較【リーク】

⚠️ 本記事は現時点で未確認の噂・リーク情報を含みます。正式発表時に内容が変わる可能性があります。

DJI Neo 3のコントローラーと白いドローン本体のセット写真
DJI Neo 3のコントローラーと白いドローン本体のセット写真

DJIの小型ドローン「DJI Neo 3」のマーケティング資料が2026年10月初旬に流出した。ドローン専門メディアのDroneXLが10月3日に報じたところ、資料には1/1.1インチの正方形センサーが記載されている。DJIのアクションカメラ「Osmo Action 6」と同じサイズ・形状のセンサーだ。注目すべきは、本体の向きを変えずに縦向き撮影ができること、2倍のロスレスズーム(センサーの一部を切り出して画質の劣化を抑えるズーム機能)に対応することがうたわれている点だ。

2026年10月12日時点で、DJIはNeo 3を公式チャネルで発表していない。本記事では流出資料の内容を整理し、前モデル「DJI Neo 2」との違いを比較表にまとめた。

この記事の要点

  • DJI Neo 3の流出資料に、Osmo Action 6と同じ1/1.1インチ正方形センサーが記載されている
  • ネイティブ縦向き撮影、2倍ロスレスズーム、コントローラー「DJI RC Mini」への対応がうたわれている
  • DJI Neo 2(1/2インチ・151g)から、センサーは大型化し、重量は192.7gに増えたとされる
  • 価格・発売日・動画解像度・飛行時間は資料に記載がなく、DJIは公式発表していない
目次

DJI Neoシリーズとこれまでのリーク経緯

DJI Neoシリーズは、手のひらから離着陸できる軽量ドローンで、初めてドローンを購入する層やスマートフォン中心で撮影する利用者をターゲットにしてきた。DroneXLによると、現行のDJI Neo 2は12メガピクセルの1/2インチセンサーを搭載し、重量は151gとされている。

Neo 3に関しては、9月からリーク情報が段階的に浮上していた。リーカーのIgor Bogdanov氏(@Quadro_News)が9月に製品パッケージの画像を公開。9月21日付の生産リストでは重量が192.7gと記載されていた。今回のマーケティング資料はこうした一連のリーク情報に続く発表だ。なお資料は印刷された紙を撮影したもので、機能説明は中国語とフランス語で記されているという。

DJIは小型カメラ製品のラインアップを拡充中だ。KINTELAでもこれまでOsmo Pocket 4の正式発表記事やOsmo Pocket 4Pの予告記事を取り上げてきた。Osmo Actionシリーズを含むこれらのカメラ製品群で見ると、Neo 3はアクションカメラ向けに開発したセンサーをドローン領域にも展開する戦略の一環と考えられる。

DJI Neo 3の流出仕様まとめ

以下は、DroneXLが報じたIgor Bogdanov氏の流出資料と9月のパッケージ流出の内容に基づいている。いずれもDJIの公式情報ではない。

流出資料に記載された主な機能

  • 1/1.1インチの正方形センサー(Osmo Action 6と同サイズ・同形状)
  • ネイティブ縦向き撮影
  • 2倍ロスレスズーム
  • 手のひらからの離着陸と片手ジェスチャー操作
  • 被写体を自動で追尾・撮影し続ける高速ActiveTrack
  • 全方向障害物検知(中国語版では「再アップグレード」とうたわれている)
  • コントローラー「DJI RC Mini」
  • SelfieShot 2.0
  • 高速起動と高速ファイル転送

正方形センサーで何が変わるのか

正方形センサーは縦横の幅が等しいため、カメラを回転させなくても縦構図・横構図いずれでも同じ画素幅を用いて記録できる。それぞれの構図はセンサーの一部を切り出す形になるが、横長センサーで撮った映像から縦に切り出す場合と異なり、どちらの向きでも高い画質を保ったまま記録できるメリットがある。DroneXLによると、Osmo Action 6も縦横の切り替えはカメラの設定画面で操作でき、本体を付け替える必要はない。

このメリットをドローンに適用すると、縦構図のためにジンバルを回転させる機構が不要になる。また正方形のまま記録できるなら、1回のフライトで撮った素材から、後でTikTok向けの縦動画とYouTube向けの横動画を切り出す作業も可能性として生まれる。ただしNeo 3が縦横の同時記録や正方形での記録に対応するかは、流出資料には明記されていない。

なお、Osmo Action 6はf/2.0~f/4.0の可変絞りを備えるが、Neo 3がこの機能を引き継ぐかについても資料には記載されていない。

2倍ロスレスズームについて、DroneXLは、DJIの最近のコンシューマードローンにおけるロスレスズームはセンサーのクロップ(一部領域の切り出し)によるものだと説明している。大型センサーの画素を切り出して使う方式であれば、センサーの大型化とズーム機能の追加は関連性があると考えられる。一方、DroneXLは、Neo 2の1/2インチセンサーにはズーム機能の記載がまったくなかったと指摘している。

DJI Neo 3とNeo 2の違い・スペック比較表(リーク情報ベース)

項目 DJI Neo 2(現行) DJI Neo 3(リーク)
センサー 1/2インチ・12MP 1/1.1インチ・正方形(画素数は資料に記載なし)
重量 151g 192.7g(約28%増)
ズーム – 2倍ロスレスズーム
縦向き撮影 切り出しで2.7Kの縦撮影に対応 ネイティブ縦向き撮影に対応
障害物検知 全方向 全方向(「再アップグレード」とうたわれている)
送受信機 別体のトランシーバーモジュール パッケージから別体モジュールが消え、内蔵とみられる
コントローラー – DJI RC Mini
同梱バッテリー – 3本(パッケージ流出より)
動画解像度・ビットレート・飛行時間 – 資料に記載なし
米国での販売 米国未発売 FCC(米連邦通信委員会)認証なし(現時点で米国販売不可)

※出典:DroneXL(2026年10月3日公開、10月6日訂正)。Neo 2の項目もDroneXLの記載範囲に限る。「 – 」は出典に記載がないことを示し、その機能に非対応という意味ではない。Neo 2の詳細仕様はDJI公式サイトで確認してほしい。

DroneXLは、資料にある「高速起動と高速ファイル転送」という記述が、Neo 3が無線機を内蔵しているという解釈を支持していると指摘している。また、コントローラーのDJI RC MiniはすでにFCCの認証を取得しているが、Neo 3本体はまだ取得していないという。

情報の信頼性について

重量とセンサーの情報は、いずれも同じリーカーであるBogdanov氏によるものだ。DroneXLによると、同氏が9月に出したこの機体のリーク情報は、これまでのところ精度が高いとされている。

9月21日に出回ったパッケージ画像(Bogdanov氏の流出ではないもの)について、DroneXLは当初、既存の箱絵を使い回し、バッテリーのスリットをAIで描き足したものだと報じていた。しかしDroneXLは10月6日の訂正で、流出した開封動画に映る量産品のバッテリーにも同じスリットがあることから、「AIで描き足した」という記述を撤回した。ただし、画像自体は引き続き市販パッケージのレンダリング画像だとしている。

DroneXLの見解

DroneXLは、DJIがNeo 3のために新しいカメラを設計したのではなく、すでに量産しているOsmo Action 6のセンサーを流用したと見ている。その結果、193g級の入門機に、Mini 4 Proの1/1.3インチより大きなセンサーが搭載されることになったという。現行のMini 5 Pro(1インチ)には及ばないものの、入門向けとしては大型と言えるセンサーだ。

DroneXLの分析では、アクションカメラに正方形フォーマットが採用されたのは購入者が縦向きで撮影するからであり、DJIはNeoの購入者にも同じ使い方を想定している。その方針のもと、スマートフォン中心で撮る初心者が最初に買う1台として正しい判断だと評価している。

筆者コメント:率直な評価

映像制作者として、Neo 3はとても気になる製品だ。筆者は普段からDJI製品を多く使っている。ポケットサイズのジンバルカメラ、高輝度モニターと映像トランスミッター、手持ちジンバルと、撮影の周辺機材にDJIの製品が並んでいる。ドローンはこれまでシネマ向けの上位機を使っていたが、直近で小型の最新機に買い替えたところだ。だからこそ、DJIがこのクラスにどこまで撮影性能を寄せてくるのかは、自分事として追いたい。

一番気になるのはスペック、つまりNeo 2からどれくらい進化したのかという点だ。今回の流出情報で見えている範囲では、センサーが1/2インチから1/1.1インチへと面積で大きく変わり、2倍ロスレスズームが加わる。数字だけ見れば、入門機の位置づけを超えた進化に見える。一方で、動画解像度・ビットレート・飛行時間という、仕事で使えるかを判断するうえで最も重要な情報が資料にはまだない。センサーが大きくなっても、記録ビットレートやカラープロファイルの扱いが入門機相当なら、本番素材としての使い道は限られる。ここは正式発表を待ちたい。

自分が実際に使うなら、注目しているのは正方形センサーによる縦横の撮り分けだ。SNS向けの縦動画と横動画を同時に求められる案件は確実に増えていて、これまでは横で撮って縦に切り出す、あるいは縦用に撮り直すといった手間があった。どちらの向きでも同じ画質で得られるなら、メイン機とは別に「SNS用の素材を押さえる2台目」として持ち出す価値はあると考えている。手のひらから離着陸できる手軽さも、ロケの合間に短時間で飛ばす使い方と相性が良さそうだ。

気になる点もある。重量は約42g増えて192.7gになるとされる。DroneXLは250g未満なので購入者にとっては変わらないとしているが、日本では100g以上の機体は機体登録の対象で、これはNeo 2の時点ですでに該当している。登録上の扱いは変わらない一方、手軽さの印象が少し重くなる可能性はある。また、DroneXLが指摘する通り米国ではFCC認証がない状態で、日本での発売や技適についても現時点では何も分からない。期待は大きいが、仕様の空白部分が埋まるまでは「買う前提」ではなく「注視する段階」というのが率直な評価だ。

DJI Neo 3の発売時期・今後の展開予想

今回流出した資料からは、DJI Neo 3がOsmo Action 6由来の1/1.1インチ正方形センサーを積み、縦向き撮影と2倍ロスレスズームを売りにした小型ドローンになる可能性が見えてきた。9月のパッケージ流出、重量情報、開封動画と、断片的な情報が段階的に集まってきている。

ただし資料には価格も発売日も記載されておらず、DJIはNeo 3をどのチャネルでも発表していない。本体のFCC認証も取得されていないため、少なくとも米国では現時点で販売できない状態だ。動画解像度や飛行時間、可変絞りの有無、縦横の同時記録対応の有無など、購入判断に関わる情報はまだ出ていない。

最新情報が入り次第、本記事を更新する予定だ。本記事はあくまで現時点で出回っている噂・リーク情報をまとめたものであり、正確な仕様はDJIの正式発表で確認してほしい。

よくある質問

Q. DJI Neo 3は日本で発売されるのか?

A. 日本での発売については公式情報では確認できない。2026年10月12日時点で、DJIはNeo 3自体を発表していない。

Q. DJI Neo 3の価格と発売日は?

A. 流出した資料には価格も発売日も記載されておらず、公式情報では確認できない。

Q. DJI Neo 2との主な違いは?

A. リーク情報によると、センサーが1/2インチ・12MPから1/1.1インチの正方形センサーに変わり、2倍ロスレスズームと、正方形センサーによるネイティブ縦向き撮影に対応するとされる(Neo 2も切り出しによる2.7Kの縦向き撮影には対応している)。重量は151gから192.7gに増え、コントローラーにはDJI RC Miniが記載されている。

Q. 技適には対応するのか?

A. 技適については公式情報では確認できない。なお、米国ではNeo 3本体がFCC(米連邦通信委員会)の認証を取得しておらず、現時点では販売できない状態だとDroneXLは報じている。

Q. 動画の解像度や飛行時間は?

A. 流出資料には動画解像度・ビットレート・飛行時間のいずれも記載されておらず、公式情報では確認できない。

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この記事について

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本記事は公式ソース(クラウドファンディングページ、メーカー公式発表、信頼できる海外テックメディア)から確認できた情報のみを編集部が翻訳・整理しています。スペック・価格・支援プランなどの数値は記事公開時点のものであり、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

映像クリエイター・AIクリエイター・SNSコンテンツクリエイター。プロダクトCMやブランドムービーなどのコマーシャル映像制作を本業とし、撮影から編集まで手がける立場から、海外で話題の新製品・サービスを『実際の仕事や暮らしで使えるか』という視点で紹介しています。
得意分野:映像制作機材・カメラ・AI活用ガジェット・次世代テクノロジー・海外トレンドのキャッチアップ

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