サムスン初のAIスマートグラス「Intelligent Eyewear」重さ・スペック流出【リーク】

黒いスマートグラスとスマートフォンが白いテーブルに置かれている展示風景

サムスン初のAIスマートグラス「Intelligent Eyewear」重さ・スペック流出、Gemini搭載で11月発売か【リーク】

⚠️ 本記事は現時点で未確認の噂・リーク情報を含みます。正式発表時に内容が変わる可能性があります。

黒いスマートグラスとスマートフォンが白いテーブルに置かれている展示風景
黒いスマートグラスとスマートフォンが白いテーブルに置かれている展示風景

Galaxyシリーズで知られるサムスンが手がける初のスマートグラス「Intelligent Eyewear」について、カラーやフレーム形状、スペックの詳細がリークされた。Samsung専門メディアのSamMobileが2026年10月13日に報じたところによると、このスマートグラスはGoogleが開発したXRデバイス向けOS「Android XR」を採用し、AI アシスタント「Gemini」を搭載するという。

スペック面では、T3が2026年10月13日にSammyGuruのリークとして伝えた最新の情報で、重さは通常のレンズで約41g(度付きレンズはやや重くなる)とされる。過去の報道では46〜50gとされていた。カメラはリークでは12MP(約1200万画素)で、3K/30fpsの動画撮影に対応する見通しだ。SamMobileは早ければ11月にも韓国と米国で発売される可能性を報じており、本記事では2026年10月15日時点で判明している情報をまとめた。

この記事の要点

  • サムスン初のスマートグラス「Intelligent Eyewear」は、Android XRとGeminiを搭載する(サムスン発表)。11月発売の可能性がある
  • Gentle MonsterとWarby Parkerの2ブランドとのコラボモデルとして、合計26種類のバリエーションが展開される見込み
  • 重さは最新のリークで通常のレンズなら約41g(過去の報道では46〜50g)。公式にはSnapdragon AR1 Gen 1、内蔵カメラ、本体で最大9時間・充電ケースで7回分の追加充電が明らかにされ、12MPカメラやIPX4対応などはリーク段階の情報だ
目次

Intelligent Eyewearのこれまでの経緯:Android XR×Gemini、2ブランドとコラボ

Intelligent Eyewearは2025年に初めて予告され、2026年5月のGoogle I/O 2026でGoogleとサムスンがコンセプトを披露した。製品としての正式発表は、2026年7月22日にロンドンで開かれたGalaxy Unpackedだ(Samsung Newsroom)。サムスンは年内の発売を明らかにしている。製品の存在と年内発売については、サムスン自身がすでに認めた形だ。一方で細かなスペックやバリエーション、具体的な発売時期は公式発表が待たれており、今回のリークがその空白を埋める形となっている。

OSにはGoogleが開発するXRデバイス向けの「Android XR」を採用。AI機能はサムスン独自ではなくGoogleのGeminiが担当する。ハードウェアはサムスンが、ソフトウェアとAIはGoogleが提供する形とみられている。

製品は韓国のアイウェアブランドGentle Monsterと米国の眼鏡ブランドWarby Parkerとのコラボモデルとして展開されるという。テック企業がファッションアイウェアブランドと手を組む手法は、「Meta Ray-Ban AIグラス新モデルが度付きレンズ対応で登場か」で紹介したMetaとRay-Banの提携と同じ方向性だ。

Intelligent Eyewearのリーク情報まとめ(デザイン・スペック)

デザイン:2ブランドで合計26バリエーション

現在出回っているカラーやスタイルの画像は、海外メディアのSammyGuruが公開したもの。SamMobileがまとめた内容は以下の通りだ。

  • Gentle Monster版:合計16種類
    • フレーム形状:少なくとも6つ(Cat Eye、Round、Square、Square Bold、Oval、Slim Oval)
    • カラー:5色(Black、Burgundy(ワインレッド)、Cream(クリーム)、Light Gray(ライトグレー)、Pale Lilac(淡いライラック))
  • Warby Parker版:合計10種類
    • スタイル:3つ(Alden、Reid、Wren)
    • カラー:3色(Jet Black、Pine(ダークグリーン)、Saddle(赤みがかったブラウン))

ただ形状と色の数を単純に掛け合わせると、伝えられている種類数とは一致しない。Gentle Monster版は6形状×5色で30通りになるはずだが、16種類とされている。すべての組み合わせが用意されるわけではないとみられる。Warby Parker版も同様で、判明している3色で計算すれば9通りだが、種類数は10とされている。追加カラーがあるか、レンズの違いを含めた数である可能性がある。

公開された画像を見ると、クリアレンズのほかにブラウン、グレー、ライトブルーなどのカラーレンズやサングラスタイプも含まれている。どちらのブランドでも、フレームの形状・色とレンズを組み合わせて選べる構成のようだ。

スペック:重さは最新のリークで約41g、本体で最大9時間(公式)

以下は、サムスンの公式発表とリーク情報を分けてまとめたもの。OS・AIアシスタント・プロセッサ・カメラの内蔵・本体で最大9時間の駆動時間は、サムスンが公式に明らかにしている(Samsung Newsroom、2026年7月22日)。カメラの画素数・重さ・メモリ/ストレージ・動画解像度・マイク数・防水等級はリーク段階の情報で、公式に確定していない。充電ケース併用で最大72時間という数字もリークだが、サムスンが公式に示す「本体で最大9時間+充電ケースで7回分の追加充電」(9時間×8回分=72時間)とほぼ一致する。

項目 内容(公式/リーク)
OS Android XR(公式)
AIアシスタント Google Gemini(公式)
プロセッサ Snapdragon AR1 Gen 1(公式)
メモリ/ストレージ 2GB RAM/64GB(リーク)
カメラ 内蔵(公式。画素数は非公表)。12MP(約1200万画素、正面向き)、3K/30fps動画撮影(リーク)
オーディオ ステレオスピーカー、マイク4基(リーク)
重さ 通常のレンズで約41g、度付きレンズはやや重い(最新のリーク)。過去の報道では46〜50g
バッテリー 本体で最大9時間、充電ケースで7回分の追加充電(公式)。充電ケース併用で最大72時間(リーク)
充電 USB Type-C(リーク)。充電ケース付属(公式)
防水 IPX4(防沫:あらゆる方向からの水しぶきに耐える。リーク)

※出典:公式はSamsung Newsroom(2026年7月22日)。リークはSamMobile(2026年10月13日)、重さはT3(2026年10月13日、SammyGuruのリークを引用)。46〜50gは過去の報道による。価格は未判明。

Snapdragon AR1 Gen 1はQualcommが開発したスマートグラス向けチップで、2023年発売のRay-Ban Metaにも採用されている。処理性能の面では既存のAIグラスと同世代だ。IPX4は防沫性能を示す等級で、雨や汗にはある程度耐えるが、水没には対応していない。

Geminiでできること

SamMobileによると、Geminiを使って電話の発信やネット検索、音楽再生、道案内、周囲の状況把握、写真・動画撮影などが可能という。カメラとマイクを搭載しているため、目の前にあるものについてAIに尋ねる使い方が想定されているとみられる。なお、ディスプレイの有無は、サムスンの公式発表では明記されていない。サムスンはGeminiが重要な情報を「読み上げる」と説明しており、Googleも2026年5月のGoogle I/Oで、スマートグラスを音声で手助けする「オーディオグラス」と情報を表示する「ディスプレイグラス」の2種類に分け、サムスン・Gentle Monster・Warby Parkerとの協業をオーディオグラスの文脈で紹介している。韓国紙The Korea Herald(2026年10月1日)は、ディスプレイはなく、Geminiはスピーカーからのみ応答すると報じている。

筆者コメント:率直な評価

サムスンといえば、スマートフォンを中心にさまざまな家電製品を発売しているメーカーだ。ただ、AIに関してはそれほど強い印象を持っていなかった。そのため、スマートグラスのリークという話を聞いて驚いている。今回の情報を見ると、AI機能の中核はGoogleのGeminiが担い、OSもGoogleのAndroid XRだ。AIそのものはGoogleに任せ、サムスンはハードウェアとブランドとの提携でまとめるという役割分担に見える。

スマートグラスは今、さまざまなメーカーから発売されている。軽量化を望むユーザーが多いことから、より小型・軽量で、機能を絞って開発するのがトレンドだと筆者は考えている。KINTELAでも、カメラなし・46.6gで終日駆動の最新AIグラス「MemoMind One」や、49gの超軽量AIグラス「Rokid Glasses」を紹介してきた。しかし、各社が同じ方向に進むと、差別化は本当に難しくなっているのではないか。わざわざAIグラス産業に参入するメリットがサムスンにあるのか、という点は筆者の中で一つの疑問として残っている。

そのうえで気になるのは、MetaのRay-Ban AIグラスを筆頭とするAIグラスとどう違うのか、という点だ。今回のリークから読み取れる違いは、Gentle MonsterとWarby Parkerの2ブランドで合計26種類という選択肢の多さだろう。眼鏡は顔の印象を左右するので、デザインを選べることは機能以上に購入の決め手になり得る。ただし、カメラやスピーカー、AIアシスタントといった機能面では、既存のAIグラスと大きな違いはまだ見えてこない。

重さについて、最新のリークどおり通常のレンズで約41gなら、今のAIグラスとしては軽い部類に入ると感じる。KINTELAで紹介した49gのRokid Glassesや46.6gのMemoMind Oneよりも軽い。一方で、一般的な眼鏡と比べればまだ重く、度付きレンズではさらに重くなるとされるため、一日中かけ続けたときの鼻や耳への負担は、実際に試してみないと分からない。本体で最大9時間という駆動時間も、サムスン自身が使う機能やアプリによって変わるとしている数字なので、カメラを多用すれば短くなると考えておいたほうがいい。

自分が実際に使うなら、道案内や音楽再生、ちょっとした調べものを、スマホを取り出さずに済ませる用途が中心になると思う。3K/30fpsの動画撮影は、SNS向けに一人称視点で手軽に記録する用途としては気になる。ただ、本格的な映像制作の機材として見るものではないだろう。使い心地と価格がそろって初めて評価できる製品なので、正式発表を待ちたい。

発売日・価格の見通しとまとめ

SamMobileによると、Intelligent Eyewearは11月にも韓国と米国で発売される可能性がある。サムスンが年内発売を明らかにしているため、近いうちに正式な価格や発売日が発表されるとみてよい。日本での展開については、今回のリークでは一切触れられていない。

Android XRとGeminiを組み合わせたスマートグラスが、Metaを中心とする既存のAIグラス市場でどのような位置付けになるのかは注目点だ。デザインの選択肢の多さを武器にするのか、あるいはGalaxyスマートフォンとの連携で独自性を打ち出すという可能性も考えられる。そのあたりは正式発表で判明するだろう。

最新情報が入り次第、記事を更新する予定だ。本記事はあくまで現時点で出回っている噂・リーク情報をまとめたものであり、確定した内容は正式発表で確認してほしい。

よくある質問

Q. サムスンのIntelligent Eyewearは日本でも買える?

A. SamMobileは韓国と米国での発売の可能性を伝えているが、日本での発売については現時点では明らかになっていない。

Q. 価格はいくら?

A. 価格は今回のリークにも含まれておらず、現時点では不明だ。

Q. 発売日はいつ?

A. サムスンは年内発売を明らかにしている。SamMobileは11月発売の可能性を報じているが、具体的な日付はまだ発表されていない。

Q. 重さやバッテリー持ちは?

A. 重さは、最新のリーク(T3が2026年10月13日にSammyGuruの情報として報道)では通常のレンズで約41g、度付きレンズはやや重くなるとされる。過去の報道では46〜50gとされていた。重さは公式には発表されていない。バッテリーはサムスンの発表で本体最大9時間、充電ケースで7回分の追加充電ができ、リークされている「充電ケース併用で最大72時間」とほぼ一致する。

Q. 技適マークは取得している?日本語には対応する?

A. どちらについても、今のところ情報はない。日本国内での使用を考えるなら、正式発表後に技適の取得状況を確認する必要がある。

Q. 普通の眼鏡のように度付きレンズにできる?

A. 公開された画像にはクリアレンズやサングラスタイプのバリエーションが含まれているが、度付きレンズに対応するかどうかはまだ発表されていない。

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この記事について

KINTELA(kintela.net)は「Before it becomes history.」をコンセプトに、海外ではすでに話題になっているが、日本にはまだ入ってきていない・知られていないガジェットやサービスを、いち早く日本語で紹介するメディアです。

本記事は公式ソース(クラウドファンディングページ、メーカー公式発表、信頼できる海外テックメディア)から確認できた情報のみを編集部が翻訳・整理しています。スペック・価格・支援プランなどの数値は記事公開時点のものであり、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

編集ポリシー: 推測や憶測でスペックを盛りません。確認できなかった情報は記事に含めません。製品自体のデメリットや懸念点も率直に書きます。

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この記事を書いた人

映像クリエイター・AIクリエイター・SNSコンテンツクリエイター。プロダクトCMやブランドムービーなどのコマーシャル映像制作を本業とし、撮影から編集まで手がける立場から、海外で話題の新製品・サービスを『実際の仕事や暮らしで使えるか』という視点で紹介しています。
得意分野:映像制作機材・カメラ・AI活用ガジェット・次世代テクノロジー・海外トレンドのキャッチアップ

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